Rheumatoid Arthritis

腱鞘炎・ばね指が治らない:関節リウマチの可能性

腱鞘炎 リウマチの関係が気になる方へ。腱鞘炎やばね指は使いすぎでも起こりますが、長引く、再発する、複数の指に出る場合は関節リウマチを含めて確認します。

医療監修:院長名(公開前に差し替え)|最終更新日:2026-06-23

関節リウマチに伴う腱鞘炎とばね指の模式図

腱鞘炎やばね指が長引いていませんか

特定の作業、育児、スポーツなどで腱鞘炎が起こることはよくあります。ただし、原因がはっきりしない、左右に出る、手首や足にも痛みがある場合は注意が必要です。

関節リウマチで腱鞘炎のような症状が出る理由

関節リウマチでは、関節だけでなく腱や腱鞘の周囲にも炎症が起こることがあります。腱鞘滑膜炎により、指が引っかかる、動かしにくい、腫れるといった症状が出る場合があります。

使いすぎの腱鞘炎と注意したい腱鞘炎

使いすぎで起こりやすい腱鞘炎

負担が集中した指や手首に出やすく、作業内容との関連が比較的はっきりしています。休息、装具、局所治療で経過を見ることがあります。

関節リウマチなどを疑う腱鞘炎

  • 複数の指に出る
  • 左右に出る
  • 手首や足にも痛みがある
  • 朝のこわばりを伴う
  • 関節の腫れがある
  • 炎症反応や自己抗体の異常を伴うことがある

ばね指と関節リウマチ

ばね指そのものは多くの原因で起こります。関節リウマチでは腱や腱鞘の炎症が背景にあることがあり、局所治療だけでなく全身の炎症評価が必要になる場合があります。

見逃したくないサイン

  • 朝に手が握りにくい
  • 指の付け根や手首が腫れる
  • 指が熱っぽい、腫れぼったい
  • 腱鞘炎を繰り返す
  • 足指、足首、肘にも痛みがある
  • 湿布や鎮痛薬だけで改善しにくい

当院で行う検査

いつから、どの指か、左右差、作業との関係を確認します。診察では腱、関節、腫れ、圧痛、可動域を見ます。血液検査とMRIで、腱鞘炎や滑膜炎の有無を評価します。

治療の考え方

原因により治療は異なります。使いすぎが中心なら局所の安静や注射を検討します。関節リウマチが疑われる場合は、疾患活動性に応じて全身治療を検討します。

受診をおすすめする症状

  • 腱鞘炎やばね指が長引く
  • 複数の指に症状がある
  • 手首の腫れや痛みを伴う
  • 朝のこわばりがある
  • 足や他の関節にも痛みがある

当院で行う検査・診療

血液検査、MRI、レントゲンを組み合わせて評価します。必要に応じて手外科的な治療、リウマチ治療、リハビリを検討します。

よくある質問

Q腱鞘炎から関節リウマチが見つかることはありますか?

Aあります。特に複数の指、左右差が少ない症状、朝のこわばり、手首や足の痛みを伴う場合は、関節リウマチを含めて確認します。

Qばね指と関節リウマチはどう関係しますか?

A関節リウマチでは腱鞘の炎症により、ばね指のような引っかかりが出ることがあります。

Q血液検査が正常なら安心ですか?

A血液検査が正常でも、症状やMRI、関節エコー所見から炎症が疑われることがあります。経過と診察所見を合わせて判断します。

Q関節エコーでは何が分かりますか?

A腱鞘や関節の腫れ、滑膜炎、関節液、炎症を示す血流シグナルを確認できることがあります。診断の補助として用います。

医療情報について

本ページは一般的な医療情報の提供を目的としています。実際の診断・治療方針は、症状、診察所見、血液検査、画像検査、合併症、併用薬などを踏まえて医師が判断します。気になる症状がある方は医療機関にご相談ください。

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