Rheumatoid Arthritis

関節リウマチと骨粗鬆症:ステロイド・加齢・骨折予防

リウマチ 骨粗鬆症は、関節の痛みだけでなく骨折予防も考える必要があるテーマです。慢性炎症、ステロイド、加齢、活動量低下が骨の健康に関わります。

医療監修:院長名(公開前に差し替え)|最終更新日:2026-06-23

関節リウマチとステロイド使用による骨粗鬆症・骨折リスクの図

関節リウマチでは骨粗鬆症にも注意が必要です

関節リウマチでは、炎症や痛みにより運動量が減りやすくなります。加齢、閉経、ステロイド使用が重なると、骨粗鬆症や骨折のリスクを確認する必要があります。

関節リウマチで骨粗鬆症リスクが高くなる理由

慢性炎症

炎症が続くと、骨代謝に影響することがあります。関節リウマチそのものの活動性を抑えることも骨の健康に関係します。

活動量低下

痛みで歩行や運動量が減ると、筋力や骨への刺激が低下します。転倒予防も重要です。

加齢・閉経

高齢の方、閉経後の女性では骨密度が低下しやすくなります。

ステロイド使用

ステロイドは炎症を抑える目的で使うことがありますが、長期使用では骨粗鬆症に注意します。自己判断で中止せず、医師と相談します。

ステロイド性骨粗鬆症とは

グルココルチコイド使用に伴う骨粗鬆症です。使用量、使用期間、年齢、骨折歴、骨密度などを踏まえてリスクを評価します。

必要に応じて骨粗鬆症治療を併用し、ステロイドの量や期間も見直します。

骨粗鬆症で起こりやすい骨折

  • 背骨の圧迫骨折
  • 大腿骨近位部骨折
  • 橈骨遠位端骨折
  • 上腕骨近位部骨折

背中の痛み、身長低下、転倒後の痛みがある場合は、骨折の確認が必要です。

骨密度検査と評価

DXA法で腰椎や大腿骨の骨密度を評価します。YAM値、骨折歴、家族歴、ステロイド使用歴、腎機能、ビタミンDなども確認します。

検査機器の有無は医療機関により異なるため、必要に応じて連携施設で評価する場合があります。

骨粗鬆症の治療薬

ビスホスホネート製剤、デノスマブ、骨形成促進薬、ロモソズマブ、活性型ビタミンD製剤、SERMなどがあります。

薬剤選択は、骨密度、骨折歴、腎機能、年齢、歯科治療予定、併用薬を踏まえて判断します。

関節リウマチ治療と骨粗鬆症管理は同時に考えます

関節リウマチの炎症を抑えること、ステロイドを漫然と続けないこと、骨密度や骨折リスクを定期的に確認することを組み合わせます。

生活でできる骨折予防

  • 転倒しにくい住環境にする
  • たんぱく質、カルシウム、ビタミンDを意識する
  • 可能な範囲で運動する
  • 禁煙し、過度の飲酒を避ける
  • 筋力とバランスを保つ

受診をおすすめする症状

  • 関節リウマチ治療中で骨密度が心配
  • ステロイドを使用している
  • 背中の痛みや身長低下がある
  • 転倒後に痛みが続く
  • 骨粗鬆症薬と歯科治療の関係を相談したい

当院で行う検査・診療

関節リウマチの疾患活動性、ステロイド使用量、骨折歴、骨密度、血液検査を確認します。骨密度検査や専門治療が必要な場合は連携を含めて対応します。

よくある質問

Q関節リウマチがあると骨粗鬆症になりやすいですか?

A慢性炎症、活動量低下、ステロイド使用、加齢などが重なると骨粗鬆症リスクが高くなることがあります。骨密度と骨折歴を確認します。

Qステロイドを飲んでいると骨が弱くなりますか?

A使用量や期間により注意が必要です。自己判断で中止せず、骨折予防も含めて医師と相談します。

Q骨密度検査はどのくらいの頻度で必要ですか?

A年齢、骨折歴、治療薬、ステロイド使用状況で変わります。初回評価の結果をもとに、次回検査時期を相談します。

Q歯科治療中でも骨粗鬆症の薬は使えますか?

A薬の種類や歯科治療の内容により判断が変わります。抜歯予定や歯周病治療中の場合は、歯科と医科で情報共有することがあります。

Q骨粗鬆症の薬はいつまで続けますか?

A骨密度、骨折歴、薬の種類、副作用、全身状態で変わります。定期的に治療継続の必要性を見直します。

医療情報について

本ページは一般的な医療情報の提供を目的としています。実際の診断・治療方針は、症状、診察所見、血液検査、画像検査、合併症、併用薬などを踏まえて医師が判断します。気になる症状がある方は医療機関にご相談ください。

お問い合わせ

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせフォーム
または
お電話でのお問い合わせ 0795-42-8851 診療時間 午前9:00〜12:00/午後15:00〜18:00(木午後・土日祝休)
採用情報